こんにちは!マレーズです。
日本人にとって【ヘイズ】とは、聞き慣れない馴染みのない言葉だと思いますが、毎年マレーシアや周辺国にとって【ヘイズ】は深刻な環境問題になっています。
今回はマレーシアのヘイズについて、ご紹介したいと思います。
ヘイズとは?
ヘイズとは発展途上国で頻繁に発生している大気汚染の一つで、英語ではHaze(もや・霞という意味)と書きます。粒子の細かい粉塵が空気中を舞っているので、霧のように大気が白くなり遠くの建物や山などが見えづらくなります。またひどい時には、焦げ臭く感じることもあります。
タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・バングラデシュなど発展途上の国々で観測されています。
マレーシアのヘイズ(大気汚染)


上の2つの写真は、両方とも同じ場所で撮影しています。上が2015年のヘイズのひどかった日・下の写真がヘイズのない日。比較してみるとヘイズの濃度がどれほどかお分かりいただけるかと思います。
インドネシアの焼き畑農業などによる煙害で、風向きによってマレーシアに煙が流れてきます。またマレーシア国内の開発が進んでいるため、自国の産廃物の不法焼却や野焼きなどでもヘイズは発生しています。
マレーシア政府(保健省)は、大気汚染指数のAPI(Air Pollutant Index)またはAQI(Air Quality Index)を発表していて、数値が100以下なら大丈夫ですが、100以上になると外での運動や活動は控えてくださいとの警告が出るようになるので要注意。
学校では体育の授業を室内でするようになったり、さらにひどくなると休校になります。私たちが今までで経験した一番ひどいヘイズは2015年のもので、しばらく子どもたちの学校は休校になりました。
ちなみにシンガポールでは、汚染基準指数 (PSI: Pollutant Standard Index) と呼ばれています。
ヘイズの時期
ジョホール州では、だいたい毎年4月から10月くらいまでの乾季の時期に雨が少なくヘイズが発生しやすかったですが、ここ1年くらいは気候の変化で1年の何月頃に出やすいとは言えなくなっています。風向きや風力によっても濃度に差が出ます。
ヘイズによる症状
鼻水・目のかゆみ・のどのかゆみや痛み・頭痛など。病院ではお医者さんに水分をたっぷりとってくださいと言われます。
マレーシアのヘイズ対策3選
窓や玄関ドアの隙間をなくす
マレーシアの住宅は気密性が低い(よく言えば通気性が高い)ので、窓やドアに隙間が多いです(*^^*)
湿気が多い国なので、家の通気性が高いほうが部屋にカビが生えにくくなるというメリットはありますが、ヘイズにはデメリットになってしまうので我が家では100均などで買える隙間テープを窓やドアの隙間に貼って、なるべく外気が室内に入らないようにしています。
空気清浄効果のある植物を置く
空気清浄効果が高いこれらの植物を、我が家では部屋の広さに合わせていくつか置いています。
サンスベリア

空気清浄効果のほかに、有害物質を分解する効果もある。暑さや乾燥に強く、虫がつきにくい。
ドラセナ

別名【幸福の木】とも言われていて、こちらも有害物質を分解する効果がある。
アロエベラ

これも空気清浄の効果が高い植物。有害物質も分解してくれて、虫もつきにくく手間がかからないので育てやすい。
PM2.5対応の空気清浄機を置く
PM2.5に効果のある空気清浄機がおすすめです。マレーシアでもダイキンやシャープなどの日本製のものや海外製のものなどいろんなタイプのものが買えます。
日本製の空気清浄機を使う場合は、対応している電圧を確認してくださいね。(日本で購入した100Vのみ対応の空気清浄機の場合は、220-240Vに変換する変圧器が必要になります)
ジョホール州のヘイズはいつもだいたい朝方が一番ひどくて、午後には風に飛ばされてなくなっていることが多いです。クアラルンプールは地形のせいか一日中ヘイズで霞んでいる日も多くあります。
喘息などの基礎疾患を持っている方は、少しリスクがあると思うので注意しておいたほうがいいマレーシア周辺の大気問題です。




