【マレーシアの車】RFIDの使い方

料金所 マレーシアについて
この記事は約5分で読めます。

こんにちは!マレーズです。

マレーシアは車社会なので車は一家に一台以上ある家庭が多く、平日の朝夕はクアラルンプールやジョホール・ペナン島などの主要都市で通勤渋滞が頻繁に起こっています。

高速道路も例外なく渋滞していて、その渋滞解消のためにマレーシアでは以前から「Smart Tag(スマートタグ)」という日本でいうETCと同様の料金所で支払いができる機械が普及していますが、機械を購入するのにお金がかかるため、タッチンゴー(タッチアンドゴー)というカードでの支払いがまだまだ多いのが現状です。

しかし2018年からSmart Tagに代わる新しい決済方法として、「RFID」というシステムが誕生しました。このシステムは、高速道路の料金所や一部のガソリンスタンドでスムーズにストレスなく料金の支払いができるので、我が家でも2019年頃から使っています。

そこで今回はこのRFID(アールエフアイディー)とその使い方・メリットやデメリット・RFID利用についてのマレーズの感想など、詳しくご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

タッチンゴーRFIDとは?

Touch’n GO RFID(タッチンゴー・アールエフアイディー)とは、無線で読み取れるチップの入ったステッカーで、高速道路の料金所や一部のガソリンスタンドでの給油の支払いに使えるマレーシアの最新の料金支払いシステムで、「Radio Frequency Identification」の略。料金はスマホ決済アプリの「Touch’n Go E-wallet(タッチンゴー イーウォレット)」の残高からその場で差し引かれます。

RFIDを使うメリット・デメリット

このRFIDを使うメリットは、高速道路の料金所やガソリンの給油に現金やカードを準備する必要なくスムーズに支払いができること。デメリットは、このシステムが故障した場合に支払いができなくなる場合があること。

我が家では今までシステムの故障で支払いが出来なかったことがたまにあります。ですので、クレジットカードやタッチンゴーカードなどでも支払いできるようにしておくと安心です。

RFIDステッカーはどこで買える?

Touch’n GO RFIDのFitment Centres

フィットメントセンターの場所やお問い合わせ先はこちらから

LazadaやShopeeなどのECサイトの公式ショップ

LazadaやShopeeのTouch’n Go公式ショップから1枚につきRM35で購入できます。

Touch’n Go RFIDサイト

Touch’n Go RFID購入サイトは、こちら

その他のパートナーショップ

PetronasやShellなどのガソリンスタンド・薬局のWatosons(ワトソンズ)・大手SIMカードメーカーのMaxis(マキシス)・Bonus Link(ボーナスリンク)経由などからも購入することができます。

RFIDの設定方法(使い方)

  1. Touch’n Go RFIDのタグを準備し、Touch’n Go E-wallet アプリをダウンロードする
  2. アプリの「RFID」をタップ→「Activate RFID Tag」をタップ
  3. 個人情報と車の情報を入力する
  4. RFIDタグをスキャンするか、RFIDタグの番号を入力する
  5. すべての情報を入力して登録すると、24時間以内に登録されて使えるようになります。

RFIDステッカーを貼る場所

ヘッドライトのほかにフロントガラスの助手席側に貼るのもよいとされていますが、個人的にはライトに向かって右側のヘッドランプに貼るのがおすすめです。理由はワイパーが動くことで、貼れる場所が限られるフロントガラスだと運転時に目障りになるからです。ライトに貼ることによってノンストレスで運転できます。

ヘッドランプにRFIDステッカーを貼る方法は、こちら

RFID利用時にあたって注意すること

高速道路の料金所は必ずRFID専用レーンを利用する

高速道路の料金所でRFIDで支払いたい場合は、必ず【RFID専用レーン】に進んでください。他のレーンではRFIDでの支払いができません。
※ただしRFIDのシステム故障などでRFIDレーンが利用できない場合は、他のレーンでTouch’n Goカードやクレジット(デビット)カードなど、そのレーン専用の支払い方法で通過することができます。

Shell石油でRFID払いできる店舗はすべてではない

Shell石油でのRFID払いは、一部の店舗でのみ対応しています。
対応している店舗については、こちらから

Touch’n Go E-walletの残高が不足していても、RFIDレーンは通過できる

以前はTouch’n Go E-walletに高速料金を支払えるだけの残高がないと、料金所を通過できませんでした。このためスムーズに通過できるはずの料金所のRFIDレーンでも渋滞が発生してしまうことがありましたが、2025年1月から残高不足でも料金所を通過できるようになり、料金所渋滞の問題が解消されました。
※ただし、24時間以内にTouch’n Go E-walletに高速料金以上のお金をチャージする必要があります。高速料金はチャージ後にその残額から差し引かれます。

ちなみに高速料金は、短距離だとRM2(約70円)くらい。またジョホール州からスランゴール州までだとだいたいRM40くらい(約1,400円)で行くことが出来ます。(2025年2月時点のRM1=約35円計算)

このようにマレーシアではRFID決済を利用することで、高速道路料金の支払いや一部ガソリンスタンドでの給油がスムーズになり快適なドライブができますので、まだ導入していないけれども興味があるという方は是非試してみていただければと思います。)

マレーシアのシェル石油(ガソリンスタンド)での給油とRFIDでの支払い方法につきましては、後日記事をUP予定です。

このRFID払いは、今後駐車場料金の支払いなどでも普及していくものと思われます。マレーシアのIT技術の進歩はすばらしいですね!

You cannot copy content of this page

タイトルとURLをコピーしました