【マレーシア観光】ジョホールバルに自動運転バスが開通予定!

バス 生活の基礎知識
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こんにちは!マレーズです。

マレーシアの首都クアラルンプールには、MRTやLRTといった電車が沢山あります。クアラルンプールは人口が増えているために需要もあり、MRTなどの電車の延伸工事は今現在も進められています。

ジョホール州の中心のジョホールバル(日本では以前サッカーの試合で有名になりましたね)は観光地ではないため、電車はKTMというクアラルンプール方面に行ける長距離電車しかありません。
なので、普段の生活は、車・タクシー(grab)やバスでの移動がメインとなっています。

しかし!シンガポールからMRTが延伸してマレーシア・シンガポール間の電車(RTS)が2026年末に開通すると、ジョホールバルエリアの交通整備も必要になってくるということで、

2023年末から2024年(予定)、自動運転3両編成の一見電車に見えるロングバス(ART)が、ジョホールバル(イスカンダル・マレーシアエリア)を周回することが決定しました!

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ARTとは?


ART】とはAutomated Rapid Transitの略で、このARTはマレーシアで初めてジョホール州に導入されます。一見電車?に見えるこのロングバスは、時速70kmまでの速度が出て3両で300人まで収容できます。LRT(電車)のように線路を敷く必要がないので、低コストで早くルートを作ることができます。また電気や水素で動くので、環境に優しい次世代のバスです。

ジョホール州のIskandar Malaysiaエリアの人口90%の人々の移動手段していく予定ということです。

ARTのコース

ART路線図
IMBRTの路線図(予定)

コースは、それぞれジョホールバル中心地からIskandar Puteri方面(西方面)・Skudai方面(北方面)・Tebrau方面(東方面)の3ラインが最初に作られ、33ヶ所バス停が設置される予定です。またさらに新たなラインは、3ラインの完成後に順次出来上がっていくそうです。

正式名称は、IMBRT(Iskandar Malaysia Bus Rapid Transit)。

Iskandar Puteriライン

2021年4月から7月まで自動運転のテスト走行済み。
2021年12月着工、2023年末開通予定。
中心部から西にSKUDAI KIRI-BUKIT INDAH-MEDINIまで向かうルートです。

Skudaiライン

2022年4月着工。2024年半ば開通予定。
中心部のWADI HASSANから北にLARKIN-SKUDAI KIRIを通って、TUN AMINAH-UTM方面に向かうルートです。

Tebrauライン

2022年7月着工。2024年後半開通予定。
中心部のBUKIT CHAGARから東にSENTOSA-MOUNT AUSTIN-TEBRAU CITY-DESA JAYA方面に向かうルートです。

ARTの駅周辺は歩道も整備され、周辺の家からは徒歩で行けるように整備もされるとのこと。どんどんジョホール州便利になっていきますね。発展途上の国は変化が寂しいような嬉しいような、そんな気分になります。

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