こんにちは!マレーズです。
日本の学校教育については、さまざまな所で議論されていますね。今の子どもたちが受ける教育がこれからの日本の将来に影響を与えていくので、こどもの教育というのはとても大事だと感じていますが、同時に親のエゴの押し付けになってしまってはいけないとも感じています。
そこで今回は、我が家の子どもたちがいま受けているマレーシアでの教育を見ていてマレーズが感じている、日本の学校教育についてお話ししたいと思います。
日本の学校教育
我が家はマレーシアに8年住んでいて、子どもたちは現地のインターナショナルスクールに通っていますが、日本の学校で一人一台のパソコンを使った授業は海外よりもまだまだ少ないように思うのと、特に日本の学校教育の下の2つの点には問題を感じています。
オンライン授業

マレーシアの学校は2020年から2021年10月頃までのコロナ禍のロックダウン中閉鎖され、子どもたちは学校に行けなくなってしまいましたが、学校によって開始時期に差はあったものの多くの学校では比較的早期にオンライン授業がスタートし、生徒たちはしばらくの間自宅や本国などで毎日オンライン授業を受けていました。
しかし日本では私立などの一部の学校を除き、紙を中心とした授業がメインでオンライン授業がなかったという話を、日本の学校に通うお子さんを持つ友人や知人に聞きました。
これはとても大きな問題で、このように環境の変化にすばやく対応できる能力があるかないかで、これから先の国力に差がつくのは当然だと納得してしまいましたが、納得しているだけじゃ何も変わらないですね。日本の教育にも、どんなことが起こってもすぐに対応できる瞬発力が必要だと感じています。
英語の授業

日本の学校では、英語の授業が小学校3年生からスタートしていますが、ほとんどが受験のための勉強になってしまっているのが現状で、学校で習った英語を友達や先生ともすぐ使える環境が周囲に少ない日本では、学校で習う英語だけでは英会話力はUPしていかないと思います。お子さんが気軽に外国人の友人を作ることが難しく、環境の影響も大きいですね。
また日本の学校で習う英語と、海外でよく使うスラングなどを含めた口語的な英語が違うことも、私は海外に住むようになってさらに知りましたし、日本の公立や私立の学校で習う英語では実際にスムーズに会話できるようにはなりにくいと感じています。
日本にある海外の教育プログラムが習えるインターナショナルスクールなどは例外です。
マレーシアでの生活でマレーズが思うこと
日本の学校では、テストの点数や偏差値・進学先の学校名などで子どもの優劣が判断されるような風潮だったり、希望校合格!など受験のための教育がメインで、名の通った大学に入ることが目標になってしまっていると感じています。
マレーズは、学校に行くことは有名無名に限らず目標ではなくあくまで通過点。どんな有名な学校を卒業するかより、学校は子どもたちが先生や友だちとのびのびと楽しく学べて、勉強の中からいろんな発見をしたり研究していくなかで、子どもたちがの将来に繋がる何かが発見できたり、卒業後にどんな道に進みたいか子ども自身がいろんな選択肢から決められるように、学びやアドバイスをもらえる場所であることが大切だと思っています。
でも、「教育」というテーマが膨大なのと、教える人材や教えるための知識が必要な分野なので、改革はなかなか一筋縄にはいかないですね…
ただコロナで学校に行けなかったお子さんを持つ親御さんは、学校教育についてさらに深く考えさせられる場面が多かったのはないでしょうか?
日本の学校教育にも、もちろん海外の教育にはない素晴らしい面が沢山あると思いますし、マレーシアの学校にももちろん問題に思うところは実際にあります。ただ今回は日本の学校教育にフォーカスして、お話ししました。
マレーズが日々感じていることを書いてみましたが、みなさんそれぞれ生活環境が違えば感じることや価値観そして考え方も違うと思うので、いち意見として読んでいただけたらと思っています^_^
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