こんにちは!マレーズです。
マレーシアの9月は、中華系マレーシア人の間で行われるの中秋節というお祭りがある月です。日本ではお祝いはしませんが、中秋の名月といってお月見団子を食べたりしますね。
今回は、その中秋節のお祭りについてご紹介します。
マレーシアの中秋節とは?
中秋節は、別名【ランタン・フェスティバル】とも呼ばれていて、2024年の中秋節は9月17日で毎年日にちが異なります。中華系の人は、秋の食物の豊作と家族円満を願って家にランタンを飾り、親しい人と月餅を贈り合います。
マレーシアより中華系の多いシンガポールでも、月餅を贈り合っています。マレーシアは常夏なので、日本のように気温で季節の移り変わりを感じることはないですが、このように季節の行事を通して、季節を感じています。
マレーシアの月餅
マレーシアでは、毎年この中秋節の1ヶ月ほど前からスーパーやモールには期間限定で月餅コーナーが作られ、中華料理店やホテルなどもオリジナルの月餅を売リ出すので、いろんな種類や色の月餅を買うことができます。
こちらでは、月餅のことを【moon cake】と呼んでいます。
月餅のバリエーション
日本では中華街で見ることの多い月餅ですが、普段あまり食べることはないですよね。そして日本の月餅はゴマ油が効いた、あずき餡の小ぶりな茶色の月餅が定番ですね。
でもマレーシアやシンガポールには、いろとりどりの月餅が売られています。定番の茶色のほかにも白や緑・紫などいろんな色があり、中身も卵の黄身がまるごと1個入ったものや、抹茶・白あん・アボカド・ロータス・ドリアン味などのちょっと珍しいマレーシアならではの味もあります。
モールやホテルで売っている月餅の大きさは、2人で分けてちょうどいいサイズで日本で良く見るものよりも大きめ。
朝市や夜市では、もっと安い値段で日本と同じくらいのサイズのものや、さらに小さいサイズもあります。中国語で味の種類が描いてあるので、分かりやすいものも。
また、毎年スターバックスコーヒーからもこの時期に月餅が売られていて、お馴染みの人魚モチーフ模様になっています(*^^*)かわいいので、マレーシア旅行のお土産としてもおすすめ。
この時期のマレーシアでは、ランタンの飾りやたくさんの月餅が売られるので、一瞬マレーシアにいることを忘れてしまいそうになります。いまでは中華系マレーシア人としてマレーシアに住んでいる人も遠い祖先は中国人。
このように、もともとは他国の文化をも国の行事として受け入れるマレーシアは、とても心が広いですね。イスラム教はとても人に優しい宗教で、マレーシア人は親切で優しい人が多いことを知れば知るほど、私はマレーシアがさらに好きになっています。マレーシア人と話しているとほっこりと穏やかな時間が流れるのもマレーシアの好きなところです。
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