こんにちは！マレーズです。
マレーシアには、マレーシアの国内銀行以外にも外資系の銀行が数多くあります。マレーシアで生活するためにはまず長期滞在するための政府発行のビザが必要になりますが、ビザを取得し会社の就業証明や学生ならば在学証明書などがあれば、外国人でもマレーシアで銀行口座を開設することができます。
そこで今回は、生活にかかせない銀行の一つである【HSBC銀行】についてお話ししますね。
HSBC銀行とは？
HSBC銀行は、イギリスにある外資系銀行で世界中に支店がある世界的に有名な大手銀行です。以前は日本にも支店がありましたが、すでに日本からは撤退してしまっているので残念ながら現在日本支店はありません。
HSBC銀行口座の種類は？
預け入れ金額が少ない順に、ベーシック口座 ＜ アドバンス口座 ＜ プレミア口座 となり、それぞれで異なるサービスが提供されています。
HSBC Basic Account-i
HSBC銀行の通常口座で、インターネットバンキングの利用ができます。
HSBC Advance
HSBC銀行のアドバンス口座を保有していると、専任のマネージャーに専用窓口で優先的に対応してもらえて、資産運用のアドバイスもしてもらえます。またアドバンス口座の特典付きクレジットカードが作れます。
HSBC Premier
HSBC銀行のプレミア口座を保有していると、プレミア口座専用フロアのラウンジでドリンクなどのサービスが受けられ、また個室で専任のマネージャーに資産運用の相談や手続きなどをしてもらえます。
また優遇金利での定期預金やATM手数料無料や海外のHSBC銀行プレミア口座の開設・HSBC銀行海外口座間の送金手数料無料・また審査なくHSBC銀行のクレジットカードを作ることができるなど、さまざまなメリットがあります。
またプレミア口座専用の駐車スペースに、優先的に無料駐車ができるようになります。
HSBC銀行ATMからの出金方法については、下の記事にまとめています。（近日公開予定）
HSBC銀行口座を持つメリット
１つプレミア口座を持っていると海外支店でもプレミア口座を開設できる
HSBC銀行でプレミア口座を1ヶ所でも開設していれば、世界中のHSBC銀行にもプレミア口座を開設することができます。
HSBC銀行口座を持つデメリット
支店やATMの数がマレーシアの国内銀行よりも少ない
マレーシアの首都クアラルンプール周辺にお住まいの場合は、HSBC銀行の支店が他の州よりも多くATMはショッピングモール内にもあったりするのでデメリットを感じにくいと思いますが、他の州や田舎のほうにお住まいの方だと、HSBC銀行の場合は支店やATMが少ないので、ATMを沢山使いたい方や手続きなどで銀行によく行く必要がある方にとっては、不便に感じることが多くなると思います。
ただマレーシアでは、銀行のデビットカードやクレジットカードの【Pay Wave（ペイ ウェーブ）】（日本では「タッチ決済」と呼ばれていますね）という支払い方法で、少額でも「ピッ！」とクレジットカード端末にカードをタッチするだけで気軽に買い物ができるシステムが整っているので、銀行にあまり行く必要がない方にとっては支店やATMの数の少なさがデメリットに感じることは少ないでしょう。
ただ口座開設する場合は、支店数やATMにも注意が必要です。
マレーシアのHSBC銀行はプレミア口座を開設しやすい
HSBC銀行のプレミア口座は、ある程度の資産（日本円で平均1,000万円以上）を口座に預けないと開設できません。
ただマレーシアでは物価が日本よりもまだ安いために、RM200,000（RM1＝30円計算で約600万円）と、他の国のHSBC銀行よりも少ない預け入れ額でプレミア口座を開設することができます。
今回は、HSBC銀行について、またこの銀行に口座を持つメリットとデメリットについてご紹介しました。マレーシアでの銀行口座選びの参考になることがありましたら、うれしく思います^_^
またすでにHSBC銀行に口座をお持ちの方は、窓口に行く前に予約が必要です。こちらから訪問日時の予約ができます。
