【海外移住】マレーシア&日本の子育てや生活環境の違い

草原 海外で子育て
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こんにちは!マレーズです。

いままで日本とマレーシアで子育てをしてきた中で、マレーシアと日本の子育て環境や生活環境の違いから日々感じていることを書いてみました。


もちろんマレーシア人も日本人も人によって違いますし、環境に対する感じ方は個人差があると思うので、ご参考までに読んでいただけたらうれしく思います。

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マレーシアの子育て環境

メリット

  • 子どもをみると笑顔で接してくれる人が多い。
  • 子どもにも、子育てママにも優しい人が多い
  • 1年中温暖な気候なので、ゆったりとした気持ちでのびのびと子どもを育てられる
  • キレイな海や近隣アジアの国に行きやすい
  • 公園以外にも、モールのフードコートに子どもの遊具が置いてあり自由に遊べる
  • 学校のPTAのような活動は、日本ほど強制的ではない
  • 先生・生徒・保護者の関係は、お互いに尊敬の気持ちは持ちつつもフラット。
    (日本の場合は敬語が影響していると思う)

デメリット

  • 外出先でかなり自由な子がいる(時と場合によりこれはいい方にも悪い方にも転びますが、子どもがのびのびとしているという意味ではメリット)
  • 夜更し&朝寝坊な子が多い(親も同じ^^;)
  • 本を気軽に借りれる図書館が少ない(年会費が必要なところもある)
  • 児童館がない

【日本の子育て環境】

メリット

  • 体育の授業や運動教育が充実している
  • 理科の実験や社会科見学などの実体験できる授業が充実している
  • 生徒が給食当番や放課後などに教室の掃除をする
  • 子供たちが離れた友だちの家や塾・児童館などに一人でも遊びに行ける
    (マレーシアの場合は、安全上や電車やバスがない場所では基本的に親が送迎する必要があるので)
  • 図書館や児童館がある
  • 児童館でのイベントや学童など、学外の子育てサポートがある

デメリット

  • ショッピングモールや繁華街に子どもを遊ばせられるところが少ない(あってもマットだけとかで遊具がない)
  • 都会では公共交通機関で優遇されにくい。だんだんベビーカーが大型化しているため、電車やバスなどで肩身の狭い思いをする
  • PTA活動が時間的にも気持ち的にも、親にとって負担になることが多い
  • 英語教育が遅れている(始める時期・教育方法)
  • 学校のインターネット対応が遅い(オンライン授業できないなど)

【マレーシアの生活環境】

温暖な気候の影響もあるのか、マレーシア人はいい意味でゆったりのんびりした人が多い印象です。
マレーシアの店員さんはお客さんがいない時はお店でご飯を食べたり、スマホをいじったり店内で好きなことをしていますし、店員さんとお客さんの関係もフラットで自然体。

【日本の生活環境】

普段マレーシアで生活していると感覚がマレーシア人寄りになっているので、日本に久しぶりに一時帰国したときに日本を客観的にみるようになってしまっています。帰国のたびに思うのは、日本が日本人にとってもっと無理なく自然体で生活できる環境になってほしいなぁということ。

たとえば接客業の仕事では、日本は【オ・モ・テ・ナ・シ】という言葉が海外の人にも知られているくらい、接客が丁寧ですね。丁寧で親切な接客はもちろんとてもいいことですが、マニュアル化されていて感情をあまり出さない方も多いので、人間味や親近感をあまり感じないことがあります。
店員さんもマニュアルがいろいろと多いことで、ストレスや違和感を感じていないのかなぁ?と日本での買い物やサービスを受ける時に思うことが多々あります。

日本の接客業では、いつからか【お客様は神様】みたいな風潮になっていて、お客さんは上、店員さんは下という立場になってしまいがち。サービス業では何か会社側やお店側にミスがあると、お客さん側は人によってはクレーマーのようにひどく文句を言う人もいますよね。
お互いに相手へのリスペクトや感謝の気持ちを持ちつつ、接客する側ももっと自然体にお客さんとフラットな関係を築いていけるような環境にならないと、こういうことはなくならないし生きづらい世の中になってしまいますね。日本でも接客業につく方々が、マニュアルに縛られることなく、もっと自分らしく自然体で振る舞える自由で働きやすい環境が整っていくといいなと個人的に思っています。

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ところで、日本では親はいい親でないといけないとか、子どもにいいお手本を見せなければと子育て環境をプレッシャーに感じながら、子育てをしている方も多いんではないでしょうか。
もちろんこれはすべての人にあてはまるわけではないですが、親も親である前に一人の人間。子育てや家事は適度に休んで、自分がやりたいことにもあえて時間を使っていくのも大事なことです。

私は家事も育児もムリなく、時短家電に頼ったりしてリフレッシュもしながら、毎日楽しく過ごしたい。時には子育てでイライラしたり、疲れたりもします。
でも、子どもと一緒にいられる時間はそう長くない。だから貴重な毎日を楽しく過ごしたい!と日々そう思っています。いい人・いい親・いい店員さんなどなど無理していい人でいる必要は、本当にないと思います。嫌なことはイヤ。無理なことはムリ。じゃないですか?


1度しかない人生ですから、ストレスになる原因は減らして、自分を型にはめずに自分の気持ちに正直にのびのび楽しく過ごせたらいいですね。

【小さい頃からの子どもの生活環境】

こどもたちが小さいころから過ごす環境(住む場所や学校教育)を、こどもたちのために考えてあげることはとても大事なことですよね。学校でいじめられていたら転校するなりして環境を変えてあげたらいいと思いますし、何よりも両親、特にお母さんから子どもへの愛情と、親子でのいろんな経験や思い出は、沢山あればあるほど子どもの未来への活力になると思います^_^

今回書いたことは私個人の意見であって、すべての人に当てはまるわけでもなく、感じ方は人それぞれなので必ずこうだ!と決めつけて言っているわけではないので、ご理解いただけたら嬉しく思います。


マレーシア・日本それぞれの子育て環境に、メリット・デメリットはあると思います。住まわせてもらっているという感謝の気持ちを持っていれば、デメリットをデメリットと感じずに受け入れられますね。マレーシアに住まわせてもらっていることに日々感謝してます。

最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^*)

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