【マレーシア・ビザ】MM2Hビザ以外で移住するには

パスポート&ビザ 移住について
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こんにちは!マレーズです。

今年2021年の10月から、今まで比較的取得しやすかったマレーシアのMM2Hビザ(ロングステイビザ)の取得条件が大幅に変更されるとの発表がありました。

しかし発表されたあとに周囲からの批判も多かったので、今回の新条件は見直されることになったそうです。詳細は、発表されしだいアップデートしていきますね。

【MM2Hビザ】については、こちらにくわしくまとめています↓



今回は、このロングステイビザ【MM2Hビザ】以外でマレーシアに移住する方法についてご紹介しますね。

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マレーシアに移住できる人

  • お子さんにマレーシアで教育を受けさせたい方
    (インターナショナルスクールは18歳以下でも、学生ビザを取得可能)
  • マレーシアで勉強したい方(18歳から35歳まで)
  • マレーシアで働きたい方(日本で一定期間の実務経験がある方)

    その他に短期滞在でマレーシアと日本を行ったり来たりするかたちで良ければ、観光ビザでも手続きなしで1回の入国につき最大3ヶ月までは滞在できます。(年間180日(半年)が上限)

マレーシアに移住する方法

【学生ビザを取得】マレーシアの学校に通いたい方・通わせたい方

学生ビザを取得することで、学生ビザで現地に半年から1年住むことが出来ます。(更新可)また週20日間以内のアルバイトができます(年齢制限あり)。
親は一家族につき父母のどちらか一人だけマレーシアに住むことが出来ますが、働くことはできません。

学生ビザ取得条件

  • 18歳から35歳まで申請可能。また学生ビザの許可が降りているインターナショナルスクールに留学の場合は、18歳未満でもビザ取得可能。6歳未満の子が通う保育園では取得不可。
    また修士・博士号などのコース履修の場合は、35歳以上でもビザ取得が可能
  • 学生ビザは留学期間により、半年か1年更新
  • パスポートの残存期間が6ヶ月以上あること(長期滞在希望ならば、1年以上はあるといいですね。)
  • 1家族につき、親は1人まで帯同出来ます。
  • 家族全員での移住は出来ないので、母子留学か父子留学 or ある程度大きい子どもが1人で留学という形になります。

学生ビザ必要書類

教育機関によって必要書類が違ったり、申込みたい時に必要書類も変更されている場合があるので、必ず確認してください。

  • パスポート原本(ビザ申請時に学校に預ける必要がある。)
  • パスポートコピー 顔写真ページとビザページ(ない場合は不要)
  • 背景が白のパスポートサイズの証明写真
  • マレーシア政府に認められた教育機関からの推薦状
  • 日本在住時に通っていた学校の成績証明書か卒業証明書(英文)
  • 健康診断レポート(英文)
  • 個人保証金 留学期間終了時に返金される。学校が個人保証金書に記入

シングルエントリービザ必要書類

申し込みたい時に必要書類が変わっている場合があるので、必ず確認してください。

  • eVAL(学生ビザ承認レター)原本
  • ビザ申請用紙(東京にある在マレーシア大使館でもらう。申請の受付時間は9~12時。受け取りは翌日以降の15~16時まで。ビザの受取りは代理人でも可)
  • 往復航空券購入証明のコピー 2部
  • パスポート原本
  • パスポートのコピー 2部
  • パスポートサイズの証明写真 2枚

学生ビザ取得手順

  1. 入学を希望する学校にビザに必要な書類を問い合わせる。
  2. 学生ビザの手続きは現地の学校でしてもらうので、eVAL(学生ビザ承認レター)がもらえたら、日本の在マレーシア大使館でシングルエントリービザを取得してからマレーシアに入国する。
  3. 必要書類を現地の学校に提出して、学校からビザの申請をしてもらう。

【就労ビザを取得】マレーシアで働きながら住みたい方

就労ビザを取得すると、マレーシアで働きながら住むことが出来ます。

就労ビザの種類

Employment Pass(EP)
マレーシアで働くために必要な就労ビザ。最低月額給与によって分類され、3つのカテゴリーに分けられます。雇用期間は1年から5年まで。
更新可能。条件が急に変わったりすることもあるので、詳しくは会社に問い合わせが必要です。

1.最低月収:RM10,000(約26万円)以上/ 雇用期間5年まで
2.最低月収:RM5,000~9,999(約14~25万円)以上・ 雇用期間2年まで
3.最低月収:4,999リンギット(約13万円)以下/ 雇用期間:1年以下/ 更新:最高2回まで可能

プロフェッショナル・ビジット・パス (PVP)
基本的に短期にマレーシア国内で就労するために発行されるビザ。就労目的により、ビザ有効期限は異なる。ビザ有効期間は最長1年までで、家族の帯同は不可

レジデンスパス
マレーシアにすでに長期滞在または勤務している方が、個人で取得する就労ビザ。
10年間ビザ更新が不要で、就労先を自由に変えることも可能。ただし、申請者本人のマレーシアでの就労年数、月給や出身教育機関などの条件は厳しいです。

就労ビザ取得条件

就労ビザを取得するには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 高校卒業の場合は、卒業後7年から10年以上の希望職種に関連した実務経験
  • 専門学校か短期大学卒業の場合は、卒業後5年から7年以上の希望職種に関連した実務経験
  • 大学卒業の場合は、卒業後3年以上の希望職種に関連した実務経験

例外として、国から発行されるMSCステータスを持つ企業ならば、大学卒業の方に関しては新卒でも就労ビザが下りたり、関連実務経験の条件が免除される可能性があります。

就労ビザ取得に必要な書類

以下の必要書類を、会社に提出してビザの申請をしてもらいます。
必要書類は変更になる場合があるので、申請時に必ず会社に確認してくださいね。

  • ビザの申請書(英文)
  • 日本の教育機関の卒業証明書と成績証明書(英文翻訳が必要)
  • パスポート(1年以上の残存年数が必要)
  • パスポート表紙(裏表紙)を含めた全ページのコピー
  • 証明写真
  • 戸籍謄本(英文翻訳が必要)

このように長期滞在ビザ(MM2Hビザ)のほかにも、マレーシアに長期滞在できる方法があります。
しかしリタイヤメントビザとして、老後にのんびりマレーシアに住みたい方にはマレーシアでの長期滞在は難しくなってしまいそうです(T_T) 

でも先日マレーシアの首相が変わり、各省庁の大臣も変わったので、MM2Hビザ取得に必要な月収や資産などの厳しくなった条件が10月までに緩和されるように希望は持っていたいです。

マレーシアに移住したいみなさんの参考になると、うれしいです(*^^*)

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