こんにちは!マレーズです。
毎年8月31日は、マレーシアの独立記念日。
イギリスから独立してマラヤ連邦(マレーシア)が生まれた日です。
今年(2022年)で独立してから65年になります。子供たちもマレーシアの学校で独立記念日のことについて毎年この時期になるとマレーシアの歴史について習ったり、マレーシア国旗やマレーシアならではのモチーフのポスターやイラストを描いたりしていました。マレーシアでは、学校も仕事もこの日はお休みです。
今回は、マレーシアの独立記念日についてご紹介しますね。
マレーシア独立記念日
マレーシアの独立記念日は、マレー語で【Hari Merdeka】といいます。
Hari(ハリ)は”日”、Merdeka(ムゥルデカ)は”独立”という意味。
1957年の8月31日に、マレーシアはイギリスから独立しました。今年(2022年)でまだ65歳の新しい国です。そして1963年にボルネオ島のサバ州とサラワク州とシンガポールもマレーシアに加わり、今のマレーシアが出来上がりました。
マレーシアは、この日を境に約300年に渡るポルトガル・オランダ・イギリス・日本による植民地支配から解放されました。
【独立記念日】マレーシア国内では
マレーシアでは、日本よりも国のお祝いを盛大にします。お祝いといえば、マレーシアでは花火と爆竹。爆竹は中華系のお祭りでよく使っていますが、マレーシア本土のお祭りは花火が多いですね。
前日の30日の夜からお祝いムードが高まり、真夜中でも関係なく沢山花火が上がっています。
またクアラルンプールにあるMerdeka広場(またはプトラジャヤのPalace of Justice)では、毎年8月31日に独立のイベントが開催されています。
街なかも1ヶ月前くらいからじわじわお祝いムードになり、コンドミニアム・お店・バス・タクシーなどなど、いろんなところにマレーシアの国旗が飾られます。国旗の柄がかわいいので、いいアクセントになっていますね。
私がマレーシアが素敵だなと思うのは、マレー人は家の玄関にも国旗を飾っていたり、自家用車にも小さな国旗をつけて走っていたり、すごく愛国心を持っているところ。
日本人が、日本の国旗を家に飾っていたり車につけていたら、もしや?とかちょっと…となりますね。いろんな固定観念はなくして、母国を大事に思うマレーシア人の愛国心を見習いたいものです。
以前タクシーに乗った時に、運転手のおじいさんから昔マレーシアにいた日本人の話(第二次世界大戦の頃のマレーシアの話も)を聞いたことがありました。いろんな話を聞かせてもらえたのも貴重な体験。マレーシアに住みマレーシアの歴史を知ると、日本人も昔からマレーシアとは関わりが深いので感慨深いものがあります。
地元の人とのコミュニケーションから得られるお話しや体験は、お金では買えない貴重なもの。
マレーシアに住むようになって、いろいろなことを教えてもらっています。マレーシアに住んで本当に良かった。いい経験をさせてもらっているとあらためて思います。