こんにちは、マレーズです。
マレーシアでは、2020年3月16日コロナウイルス感染者数の増加により、当時のムヒディン首相がマレーシア全土のロックダウンを2日後の3月18日から始めると発表。そして全土でロックダウンとなり国境が封鎖となりました。
2021年6月から1日の新規感染者が一時激増したあと、横ばいの2万人前後でなかなか減っていませんでしたが、2021年9月19日頃から徐々に感染者は減少し新規感染者の減っている地域のロックダウンは2022年5月以降から少しずつ解除されていきました。
長期間のロックダウンでマレーシアの経済活動はしばらく止まってしまっていましたが、2021年8月16日からは以下の指定店舗で条件付き営業が再開されました。また8月20日からは、ワクチン接種完了者のみ指定店舗の利用とレストランでの店内飲食が出来るようになりました。(ワクチン接種済み保護者の18歳以下の子どもも許可されました。)
在宅ワーク・子供たちの在宅オンライン授業は、マレーシアにビザなどの関係で入国できない人が受けていたりしました。
2022年4月27日(水)に「My Sejahteraアプリを使っての施設入店時のチェックイン」・「公共の場でのマスク着用義務」・「空港でのコロナ検査等」のSOP(コロナ関連のルール)変更の発表があり、2022年5月1日からは大幅にコロナ関連の規制が緩和されました。
このページでは、マレーシアの2020年3月当時からのロックダウン状況や最新コロナ感染者数、またマレーシアで接種が認められているワクチンの種類や接種状況など、マレーシアにおける新型コロナ情報についてまとめています。
- 2024年9月21日現在のマレーシアのコロナ感染者数 最新情報
- 2021年以降のジョホール州コロナ禍の状況
- マレーシア ワクチンの種類
- 2022年7月以降のマレーシア・コロナワクチン接種状況
- マレーシア・コロナ最新情報
- 2021年5月の急激な感染者数増加の背景
- マレーシアの活動制限令とは
- フルロックダウン(FMCO)の内容
- EMCOの制限内容
- マレーシアのロックダウン期間
- ロックダウン当時のマレーシアの学校の状況
2024年9月21日現在のマレーシアのコロナ感染者数 最新情報
新規感染者 83人
現在の感染者数 8,236人
合計感染者数 5,314,299人
死者数 0人 (累計死者数 37,351人)
2022年2月6日に、マレーシアの新規感染者は再び10,000人を突破してしまいました。2月11日には新規感染者が20,939人と再度2万人を突破。2月19日には過去最高の28,825人の新規感染者を記録。
2月23日には31,199人に増加しました。(119人が海外からの感染者)
そしてついに2022年3月5日には、過去最高の33,406人を更新。でも軽症または無症状の場合が99%以上。
一時は2,000人台で安定していましたが、オミクロン株の感染拡大スピードはかなり早かったですね。
一方で死者は2022年1月末に10人を切っていて、2月に入ってからも10人前後にとどまっていましたが、2022年2月14日に20人を超え2月17日には39人を超えました。(ただし人によって体質や免疫力の強さが違ったり持病がある可能性もあるので、亡くなった方すべてがコロナだけが原因とは限らない)28日には75人になり増加傾向でした。
2022年9月13日から25日の間に、マレーシア全土でデルタ株とベータ株の感染者が、合計475人見つかりました。
9月16日に観光が再開されたランカウイ島で、9月30日観光客(ヌグリ・スンビラン州からの3歳児)のコロナ感染者が見つかり、10月4日にはランカウイ島のホテル従業員50人以上がクラスターが発生。ホテルは一時的にクローズになっていました。
10月3日に、ようやく全土の1日の感染者数が1万人を切りました。
10月10日のニュースで、ペラ州・ヌグリスンビラン州・パハン州で合計845人のクラスターが発生したとのこと。それぞれ勤務先・コミュニティなど。
10月11日からは、州間移動やマレーシア人は海外にも行けるようになりました。
11月11日にマレーシア国内で新しいデルタ株の感染者が48人検出され、34人がペナン州・12人がパハン州・2人がペルリス州出身。
今までしばらく4,000人-5,000人台だった新規感染者が、11月11日から再び6,000人台と増加傾向にありました。この時期は、withコロナ方針のマレーシアでした。
11月22日、ランカウイ島のリゾート「ザ・ダタイ・ランカウイ」でコロナ感染者が16人出たとのことで、23日から12月1日までは休業。感染は旅行者からではなかったとのこと。
11月28日に、11月7日以来再び1日の感染者数が4,500人を下回りました。
12月1日に、ボルネオ島・サンダカンの学校で、対面授業再開後初の24人のクラスター、スランゴール州のサイバージャヤの寄宿学校でも65人の学生から陽性反応が出てしまい、242人の生徒が隔離されていました。
そして12月2日には、シンガポールで今日【オミクロン株】感染者、12月3日にマレーシアでもWHO発表後初の【オミクロン株】感染者が出ていました。
実は、WHOが【オミクロン株】という変異株が現れたことを発表する前の11月19日に、南アフリカからシンガポール経由でクアラルンプールに帰国した大学生がオミクロン株に感染していたことが分かりましたが、この時点ではオミクロン株という新しい変異株があるということは発表されていませんでした。
オミクロン株が検出されている国からの観光客は、ランカウイ島へ(マレーシア)に行くことが一時的にできなくなっていました。
2021年12月29日、マレーシア国内にオミクロン株感染者は少なくとも306人いると保健省より発表されました。市中感染者も1人いるとのことですが、殆どは海外からの帰国者でした。
2022年4月10日には、2月5日以来久しぶりに新規感染者が8,112人と1万人以下になりました。
2022年4月26日今まで5,000-6,000人台で推移していた新規感染者数が、一気に下がって2,478人にまで減少しました。
2022年5月1日にSOPが緩和されてから新規感染者数は下降を続け、5月3日にはついに1,000人を切りました。ただハリラヤのお祭りあとからは、徐々に増加していました。
そして2023年は、4月22・23日のハリラヤの祝日前くらいからコロナ感染者数が再び増加傾向、また12月24日から再び感染者が増加しています。
室内や車内・病院など密閉空間になりがちな公共施設では、マスクをしておくほいたほうが安心だと思います。
1日のコロナ新規感染者数
2021年7月14日マレーシア全土のコロナウイルス新規感染者数は、11,079人と初めて1万人に到達。8月5日にはついに20,596人と2万人に達してしまいました。その後は一日に19,000-20,000前後と横ばいでしたが、9月19日頃から新規感染者は徐々に減っていきました。
またスランゴール州の新規感染者数は、一旦減ったあと再増加してサラワ州と最多感染者を競い合う状況になっていました。サラワ州は9月12日にマレーシアの州で最多の5,291人となりましたが、9月末には両州とも1,000-2,000人台に落ち着いてきました。
10月に入ってからは、全国の1日の新規感染者数は10,000人を切り、7,000人前後になり、10月18日には5,218人を記録した2021年6月28日以来はじめて5,000人台にまで減少しました。
10月21日に保健省の大臣の発表によると、今まで6,000-7,000人の間で続いていたコロナ感染者数は10月11日に州間移動が再開されて以来、1日の感染者数の平均値が約7,500人と少し増加。
2021年12月12日、2021年5月以降ようやく1日の新規感染者数が4,000人を下回りました。
2022年1月には1日の新規感染者数が2,000人台半ばまで減少しましたが、また1月6日から3,000人台と増え始め2022年1月11日までに、マレーシア国内では245件のオミクロン株感染者が出ていました。
そして、2月6日には再びマレーシアのコロナ新規感染者が10,000人を突破。
2月1日からの旧正月の集まりは今回規制されなかったので、また感染が再拡大してしまいました。
2022年5月からコロナ関連の規制が緩和されて以降、新規感染者は減りも増えもせず1日につき4,000-5,000人の間で推移していました。
2023年4月22日・23日のイスラム教の断食明けのお祭り(ハリラヤ・プアサ)では、イスラム系マレー人が州をまたいで移動して故郷などに帰るため、オミクロン株が再び増加することが懸念されています。マレー人は特にマスク装着率が低いので、公共の場ではマスクを再びつけることが推奨されています。
ここから下の記事には、マレーシアの2020年以降のロックダウン時におけるコロナ感染者数や1日の死者数の推移、またジョホール州でのコロナ禍での生活の様子・マレーシアで接種が認可されているワクチンの種類や2021年7月以降のマレーシア国内のワクチン接種状況・マレーシアの月別のロックダウン規制の変化など、上の目次の内容をくわしく記載しております。
マレーシアに住んでいるからこそ知り得た、ロックダウン中のマレーシアの様子やコロナ関連の詳しい情報ですので、マレーシアのコロナ関連情報に興味のある方は是非ご購読ください。
※最新情報が入りしだい、記事はアップデート予定です。