【マレーシア生活】インターナショナルスクール

友だちと勉強 教育について
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こんにちは!マレーズです。

マレーシア留学で現地の学校にお子さんを入れる場合は、日本人学校かインターナショナルスクールに通うことになります。我が家の場合は、子どもたちに外国の子どもたちとも交流してほしかったので、インターナショナルスクールを選びました。

今回は、マレーシアのインターナショナルスクールについてご紹介しますね。

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コロナ禍のマレーシアの学校

2021年9月、マレーシアではほとんどの子供たちが自宅でオンライン授業を受けていました。ただ小さい学年の生徒の場合は、年齢的に長時間オンライン授業を続けることが難しいので通学にしている学校や幼稚園もありました。
政府(教育省)の許可が下りるまでは学校も学校での授業を再開出来ませんでした。政府はワクチン接種率を考慮して学校に行けるようになるのは早くて9月1日からと発表していましたが、感染者数が減らなかったため10月3日から第3フェーズ以降の州で通学が再開される予定となっていました。

2022年2月は、ほぼすべての学校で通常登校・通常授業になっています。ただ感染者が出たクラスはクラス閉鎖や学級閉鎖などで一定期間はオンライン授業に変更している学校もありました。

また感染者数が急激に増加した場合は、オンライン授業が可能な学校は政府主導でオンライン授業に戻る可能性もあるとのことで、学校独自の判断では運営できなくなっていました。

インターナショナルスクールの主なカリキュラムの種類

インターナショナルスクールのカリキュラムには、主に以下のような種類があります。

  • ケンブリッジ式(イギリス)
  • オンタリオ式(カナダ)
  • アメリカ式
  • オーストラリア式
  • シンガポール式
  • IB(国際バカロレア)

インターナショナルスクールの生活について

新学年の開始時期

カリキュラムによって異なります。9月から始まる学校もあれば、1月から始まるところもあります。

学べる言語 

マレーシア語、英語、中国語の3か国語は基本必須科目です。すべて英語で教わります。その他はフランス語などカリキュラムによって学びたい言語を選択できます。
我が家の子どもたちの場合は、英語はほぼ毎日、マレーシア語と中国語は週に3回授業があります。

学期

カリキュラムによって異なります。前期、後期の2学期制や4学期制などいろいろです。

ランチ

学校で提供されるランチ(有料で結構高め)を予約できたり、お弁当も持っていけます。ランチは食物アレルギーのほかにベジタリアン、ハラル(イスラム教で食べてもいいと言われている食材を、決められた調理法で作ったもの)など宗教上の食事制限の対応もしてもらえます。学校によっては、食堂で軽食やドリンクが買えたりもします。

放課後の部活動

年度や学期ごとに部活を選び直さないといけない学校や、好きな期間同じ部活に参加し続けることができる学校など、これも学校ごとに違います。
オンラインで出来る部活はオンラインでしている学校もあります。

休日

マレー系、中華系、インド系の祝日は、すべての学校も休日になるので、3-5日の連休が少なくとも月に1回はある感じです。

イベント

マレーシアにある学校なので、インターナショナルスクールでも基本マレー系、中華系、インド系の3種類のお祝いをします。親が学校からイベントに招待されたり、親が主催するイベントなどもあります。これも学校によっていろいろです。

面談

学校によって違いますが、我が家の場合は年に2回ほど、担任の先生や教科の先生との面談があります。時間は平均10-15分くらいです。

長期休暇

長い休みはだいたい年に2回あり、時期は学校によりいろいろですが約1-2ヶ月間くらいあるので、みなさんそれぞれの母国に帰国したりしています。

いじめ

日本でもそうだと思いますが、元気な子がいっぱい集まっている学年もあれば、静かな子のほうが多い学年もあったり学年によって違いはあります。学校によっては、いじめをなくそうという運動もしていたりしますし、少なからずいじめはあるとは思いますが、状況しだいなので多いとも少ないとも言えないです。
ただいろんな国籍の子が集まっていて、宗教や習慣などが民族によって違うのが当たり前なので、目立つからとか目立たないからといった理由でいじめられるといったことはないようです。ただ、どの国にもいじめっ子はいます。

制服

制服がある学校が多いです。体育着も指定されていたり、靴や靴下の色の指定もある場合があります。

持ち物

学校によりますが、ほぼ自由です。持ち物の色や柄物の指定。お菓子を持っていったりすることも出来ますが、携帯電話は持っていくことは出来ても授業中は使用禁止の場合があります。

学費について

年間の学費は学校によって違います。
日本でインターナショナルスクールに通う場合は、年間平均で250万円くらいは必要ですが、マレーシアだと年間平均で1人につき東京のインターの学費の半額前後(100-150万)の費用になります。学校にもよりますが、だいたい日本の私立の年間学費と同じくらいです。

マレーシアのインターナショナルスクールのメリット・デメリット

学校のメリットとデメリットは、人によって感じ方はいろいろですし、学校によっても違うので私の意見としてご参考までに。

マレーシアにも日本のKUMONがあります。ほかにも塾がいろいろとあり、放課後に通っているお子さんもいますし、家庭教師もたくさんいます。

メリット

  • 英語だけでなく、マレーシア語・中国語なども学べる。
  • 先生や友だちが欧米人の場合、子供の英語力はネイティブ並みになる。
  • 先生と家族ぐるみで付き合うような友達になれたり、放課後や休日に家庭教師を頼めたりもすることもある。
  • 先生たちや友だちからそれぞれの国の文化や習慣、言葉を教えてもらえる。
  • 校則が厳しくないので、のびのびと学校生活を送れる。

デメリット

  • 先生も生徒も、学期末や学期途中でも辞めてしまうことがある。日本では考えられないですが、先生方も生徒も自分のやりたいことに正直。後任の先生が決まっていない場合は他の先生が何科目かを兼任することになったりすることもあって、特にコロナ禍先生方は大変そうでした。
  • 先生はもちろん人によりますが、時間が来たらお仕事終わりという感じでドライな先生もいたりします。
  • 授業で使うために準備しなければならない物を、急に(前日などに)言われたりすることがある。

ジョホール州に新しいインターナショナルスクールが開校予定

2023年1月末(予定)ジョホール州に、新しくInvictus International Schoolが開校します。
場所は、ジョホール州Bukit Indah(ブキ・インダ)そばにあるHolizon Hillsという住宅街エリアの隣です。

この学校は2015年に設立されたばかりの新しい学校で、現在はシンガポール・香港・中国・カンボジアにあります。今後はマレーシアの他に、タイ・ベトナム・オーストラリアにも開校予定だそうです。

詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。→
 Invictus International School

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