【マレーシア】のレストランと屋台街(ホーカー)

ホーカー マレーシアのスイーツ
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こんにちは!マレーズです。

マレーシアには、レストランのほかに気軽にご飯が食べられる屋台が沢山あります。
今回は、マレーシアにある日本のとはちょっと違うレストランや屋台についてご紹介しますね。

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マレーシアの屋台って?

マレーシアでは、時間に関係なくいろんなところで屋台を見かけます。メインは夜市のパサ・マラム。
クアラルンプールには、アロー通りという有名な屋台街など数多くありますし、街ごとに夜市が出る曜日が決まっていて、いろんな屋台が巡回していたりもします。


値段はご飯1品につきRM5-10(約150円から300円)くらい。私は日本人がマレーシア人の物価感覚が分かるための目安として、リンギ価格に100をかけるという目安を持っていますが、リンギ価格に100をかけると500-1,000円くらいになるので、日本のカジュアルなお弁当やご飯と同じくらいの値段になるかと思います。日本人からするとかなり安く感じますが、マレーシア人にとしては妥当な値段ですね。

飲み物はドリンクコーナーに行って買うか、またはテーブルまでオーダーを取りに回っているドリンク担当の店員さんに頼むことも出来ます。お金は飲み物を受け取ったら、その場で払うスタイル。炭酸飲料やフルーツジュース・コーヒーや紅茶・中国茶やまるごとココナッツのジュースなどもあって値段は、だいたいRM2-4くらい。(約50-100円)

どんな料理が食べられる?

ナシゴレン(マレーシアの炒飯)やミーゴレン(マレーシアの焼きそば)・ミーフンクエ(平たいほうとうのようなスープ麺)・ラクサ・エビ麺・チキンライス・ホッケンミー・サテなどの代表的なマレー料理に加えて、日本のカレーライスやカツ丼が食べられるお店もあります。またデザートも場所によっては豊富にあり、ABCやチェンドルなどのかき氷系やあったかいデザートで有名なボボチャチャなどなど、いろいろなデザートが楽しめます。

マレーシアならでは!民族別のレストランや屋台の特徴

マレー人(イスラム教ムスリム)は豚肉を食べないのと、インド系は牛肉を食べないので、豚肉を扱う店があるホーカーにはマレー人はいないし、牛肉を扱う店がある場合はインド系の人はいません。ただ中華系の人は宗教上の食べ物の規制がないので、どんなお店でも見かけますね。

中華系の人が経営するハラル(イスラム教徒が食べられる材料や調理方法のルールにしたがって作っている食品)の店を除いては、いろんな民族が1つのレストランや
屋台で一緒に食事をしていないのが、マレーシアの食文化の特徴です。

マレー系レストランや屋台

マレー人(イスラム教ムスリム)は、宗教上基本的にハラル認証されたレストランでしか食事をしないし、豚肉を扱う店には決して近づきません。

マレー人が屋台を出す場合は、中華系のホーカーといった屋台が集まったところではなく、キッチンカーや道路の脇にテントやテーブルなどを出して、軽く食べられるスナックなどを売っている路上販売系が多いですね。あとは夜市(Pasar malam)パサ・マラムにお店を出している人も多いですね。人種がミックスしている夜市では、基本豚肉やお酒は売っていません。

中華系レストランや屋台

中華系の屋台の集まりは、ホーカー(露天商)とも呼ばれショップロット(お店や会社などが集まった低層の建物)の角のお店の中にあることが多いです。道路側に壁やドアはなくオープンエアになっていて、そこに幅1.2m×奥行き1m×高さ170cmくらいのステンレスでできた台が沢山置いてあり、そこでご飯を調理して出してくれます。お金はお店でご飯と引き換えに払うか、テーブルまで持ってきてくれた人に支払います。

中華系のマレー人も、ところどころでマレー人のように車を道路に停めてテント&テーブルを出して、お粥や作りたての豆乳・ドリアンやカニなどいろんなものを路上で売っていたりします。

シンガポールにも「テッカ・センター」や「マックスウェル・フードセンター」などの有名なホーカーがいろいろとあって、沢山の人でいつも賑わっていますね。
またショッピングモールの中に、フードコートのようなホーカーも見かけます。

インド系レストランや屋台

インド系は、Nasi Campur(ナシ・チャンプル)と呼ばれる、ごはんに何種類ものおかずを好きなだけ選んでのせて食べるご飯や、ロティ・チャナイ(インドのナンよりも薄く、パイ生地のように層になっているパン)やカレー・タンドリーチキンなどが食べられるお店が、こちらもショップロットのコーナーによくあります。こういったお店は、「Nasi Kandar(ナシカンダー)」や「mamak(ママッ)」などと呼ばれています。

ロティにはいろんな種類があって、チーズ・玉ねぎ・卵入りのものやバナナが入っている甘いロティ(ロティ・ピサン)もあります。ロティピサンは美味しくておやつにもおすすめです^_^♪

レストランの看板を見なくても、そこで食事をしている人種を見れば、そこの料理がだいたい何系のレストランなのかが分かるのが面白い。こういったところも日本にはないマレーシアの文化で、興味深いですね!

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