【マレーシアのお菓子】Kuih (クエ)

ニョニャクエ マレーシアのスイーツ
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こんにちは!マレーズです。

マレーシアは東南アジアの国。同じアジアの国なので、日本の和菓子に似た【Kuih(クエ)】という美味しいお菓子があります。

今回は、そんなマレーシアの伝統的なお菓子【Kuih(クエ)】についてご紹介しますね。

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クエって何?

「クエ」は日本でいう和菓子のような伝統的なマレーシアのお菓子。
米粉やもち米・タピオカ粉などが使われている生地の中に、ココナッツやサゴ・バナナなど南国(マレーシア)ならではの食べ物が入っています。食感や見た目が日本のういろうに似ているものもあります。

着色にはバタフライピー(紫色の花)パンダンリーフ(パンダンの葉)などの自然の食用植物などが使われているので安心して食べることができます。

バタフライピー」は主にお米や飲み物を青く着色するのに使われていたり、「パンダン」は色付け・香り付けなどで料理でもよく使われる素材で、2つともマレーシアではいたるところで採れるメジャーな植物ですね。

オーブンで焼いて作るクエもありますが、茹でたり蒸したりして作られているものが多いので、ダイエットしている方にもオススメのヘルシーなマレーシアのお菓子です(*^^*) 

日本の和菓子と違うところ

◎甘くないものがある(チリソースにつけて食べるものもあります。)

◎ココナッツミルクやココナッツフレーク・グラマラッカ(マラッカ原産の黒糖)小さいサイズのタピオカのような「Sago(サゴ)」など南国特有の食べ物が使われている

クエの種類

bahuru
マレー系のクエ【Kuih Bahuru】

マレー系(イスラム教徒)のクエには、日本のマドレーヌのような一口サイズのプチケーキ「kuih Bahuru」があったり、「クエ」といっても種類はさまざまです。基本的に甘いもの好きなマレー系クエは甘いものがメイン。

焼き立ての「Kuih Bahuru」はよくパサ(市場)やショッピングモール・スーパー内のお店でオーブンで焼いていますが、出来たてはほんとに美味しくてオススメ★

中華系のクエは中国・福建省からの移民が持ち込んだとされていて、中国ならではの縁起のいいモチーフ(亀など)のクエがあったりします。また中華系のクエは甘いもののほかにも、甘くないクエや甘さと塩気が絶妙で美味しいクエがいろいろとあります。

マレー系・ニョニャ系(中国からの移民の子孫)・インド系それぞれの民族の「クエ」があり、いろんな種類があります。

マレーシアならではの珍しい「クエ」が沢山あるので、私もいろんな種類の「クエ」を子どもに「一緒にクエ~!」とかダジャレを言いながら(笑)いろいろと食べ比べしています(^o^)

インド系「クエ」の情報はこちら↓

おすすめのクエ

マレーズがおすすめするクエは、「Pulut kaya(プル・カヤ)」と「Onde Onde(オンデ・オンデ)」です。

「Pulut kaya」 は「バタフライピー」という紫色の花の色素で着色されたブルー色のご飯に、カヤをつけて食べるタイプのクエ。ブルー色のご飯は日本のお赤飯のような塩気があり、それにココナッツミルクベースのカヤペーストにつけて食べるクエ。

食べる前までは食パンにつけるペーストのカヤとご飯の組み合わせって合うのかなぁ?と思っていましたが、食べてみるとこれが美味しい!

「onde onde(オンデオンデ)」はもち米やタピオカ粉などを使った生地で、グラマラッカという黒糖を包んで茹でたクエ。食べると口の中に溶けたグラマラッカの美味しさが広がって、なんとも言えない幸せな気持ちになります(*^^*)

蒸したり茹でて作られているクエは、出来たてを食べるのがおすすめです。冷蔵庫で保存すると固くなってしまうのと日持ちしないお菓子なので、現地で是非食べてみてくださいね。

ほかの生地も良かったら、ご覧くださいね↓



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