こんにちは!マレーズです。
マレーシアでは、2022年3月に入りオミクロン感染者数が一時過去最高の33,406人を記録しましたが、99%が軽症・無症状とのことで、感染者数は2022年4月以降かなり減少しました。また2022年4月から、マレーシアではコロナ関連の規制が大幅に撤廃され、国境も2年ぶりに再開されました。
そして5月に入りさらにコロナの規制が緩和され、一時は1,000人を切った新規感染者もハリラヤ休日以降再び増加傾向にあったり、2022年8月当時も1日平均4,000-5,000人の新規感染者がいました。
そこで、今回は沢山あった今までのマレーシアのコロナ関連の規制のまとめと、2022年5月以降にマレーシア政府から発表された規制やルールについてまとめてみました。
【2022年9月以降のマレーシア国内コロナ関連ニュース】
マレーシア国内の屋内施設でのマスク着用義務が、一部施設や感染するとハイリスクな方を除いて解除される可能性について議論されていて、保健省大臣のカイリー氏が近日中に発表するとのニュースが流れました。(2022年9月2日)
そして2022年9月7日から、混雑している場所(公共交通機関・病院・高齢者施設・ショッピングモールでもまだマスク着用しないと入れない場所がある)に加え、感染するとハイリスクな方(高齢者・基礎疾患保有者・妊婦さん)は、マスクの着用が強く推奨されていますが、基本的に上記以外の屋内施設(人の少ないところ)でのマスクの着用義務は解除されました。
【2022年8月以降のマレーシアへの入国者向けルールの改定】
2022年8月以降のマレーシア入国者向けルールが変わり、さらにマレーシアに入国しやすくなりました。
- マレーシアへ入国するすべての人に必須だった「Traveller’s Card」の登録が不要に
- 18歳以上のワクチン未接種者・未完了者の「マレーシア入国2日前までのPCR検査が不要」に
- 18歳以上のワクチン未接種者・未完了者の「マレーシア入国後24時間以内のRTK-Ag検査と隔離期間中の再検査が不要」に
- 18歳以上のワクチン未接種者・未完了者の「マレーシア入国後5日間の隔離が不要」に
【2022年5月からのマレーシア国内のコロナ規制とルール】

室内でのマスク着用は義務のまま。屋外でのマスク着用義務がなくなる
屋外でのマスクは義務ではなくなりましたが、ラマダンバザールやイベントなど、たくさんの人が集まるような屋外・また高齢者などハイリスクの人はマスクの着用が強く推奨されています。
ソーシャルディスタンスを取る必要はなくなる
ただしマスクをしていない場合や、大人数が集まる場所へ行く際はソーシャルディスタンスを取ることが推奨される。
マイスジャテラ(スマホアプリ)を使った施設入店時のチェックインの廃止

5月1日以降は、すべての施設で必須だった「My Sejahtera」アプリでQRコードを読み取るチェックインが廃止されました。
そして、今までワクチン未接種者は生活必需品を扱うお店以外は、入れませんでしたが、2022年5月1日以降はワクチン接種しているいないに関わらず、すべての施設に入ることができるようになります。
ただし陽性の場合は入店出来ません。入店時に「マイスジャテラアプリ」のProfileページにあるリスクステイタス(コロナにかかっているかどうか)のチェックは、警備員によってされていたり、されていなかったり場所によって違いがあります。
マレーシア出入国時の検査の廃止

- 18歳以上のワクチン接種済者と17歳以下の子どもは、マレーシア出国前のPCR検査と入国後のRTK-Ag検査と入国後の隔離が免除されていました。さらに以前は13歳以上のワクチン接種済み・12歳以下のこどもが免除とされていました。
- 18歳以上のワクチン接種未完了者と未接種者は、マレーシア出国2日前のRT-PCRテスト・マレーシア入国24時間以内のsupervised RTK-Ag検査(専門家監視下による迅速抗原検査)・5日間の隔離(隔離4日めにPCR検査・または5日目に前回と同じ専門家監視下によるRTK-Ag検査が必須(17歳以下はすべて不要)でした。(2022年7月末まで)
この隔離期間の検査で陰性の場合は、5日間の隔離で終了。陽性になった場合はさらに7日間の隔離が必要でしたが、その4日目にRTK-Ag検査をして陰性ならばその時点で隔離が終了となっていました。
※最新情報:
2022年8月以降は、ワクチン未接種者・未完了者でも、マレーシア入国前検査・入国後2回の検査や隔離がすべて不要になりました。
マレーシアに入国するすべての旅行者に必須だった、コロナ関連の保険が不要になる
コロナ関連の保険への加入義務がなくなりました。
コロナの陽性になった場合の隔離期間の短縮
通常は陽性になったら、7日間の隔離が必要。しかし、医師の監修のもとでRTK-Agテストを4日目に行い、そこで陰性になれば隔離終了となっていました。
今まで営業が禁止されていた業種も、5月15日からすべて営業再開
バーやクラブなど深夜営業のお店の営業が再開されています。
2022年4月からのマレーシアのコロナ対策とルール
マレーシアへの入国条件が緩和
ワクチン接種の有無にかかわらず、日本入国2日前のPCR検査(RT-PCR)は必要。
しかしマレーシア入国時には、マレーシア政府公認のワクチン接種完了者と17歳以下のこどもは、日本出国前PCR検査・マレーシア入国時のスピード抗原検査(RTK-Ag)・隔離(隔離期間の2回目の再検査も)は不要となっている。
マレーシア国内の室内でのマスク装着は義務のまま
手洗い・うがいで清潔を保つこと。施設の清潔を保つこと。また店内の換気を良くすることなどもSOP(ルール)としてあげられています。屋外ではマスク着用の義務はなく、任意です。
ソーシャルディスタンスを確保する必要がなくなった
でも混雑している場所や人が多く集まる場所では、1m程度のソーシャルディスタンスを確保する必要はあります。
アプリ「My Sejahtera」や「My SJTrace」の利用は必須ではなくなった
密閉された室内施設の入店時にQRコードの読み取りが必要でしたが、2022年5月以降は不要になりました。
マレーシアの会社やレストランなどの店舗の規制はなくなる
営業時間や収容人数制限などがなくなりました。ただし室内の換気をよくすることは条件。
大規模な行事や会議する場合の収容人数制限がなくなる
今までは人数制限がありましたが、それが撤廃されました。
ワクチン接種未完了者での州をまたいだ移動が可能になった
ワクチン未接種の場合でも、州をまたいだ移動が可能になります。以前は特別な理由を警察署に届け出る必要がありました。
【2022年3月までのマレーシア国内のコロナ規制とルール】
海外への出入国時の検査と隔離
マレーシア出国前PCR検査と入国後検査などの出入国する際の各検査と隔離。ワクチン接種済みならばホテルか自宅隔離。ワクチン未接種ならばホテル隔離など、日数や条件が細かく決められていました。
詳細は、在マレーシア日本大使館ホームページへ。
店舗や会社内の収容人数制限
広さにより、何人まで店舗に入れるなどの人数規制がありました。また就業するには、ワクチン接種が必要になっていました。
営業時間の規制
レストランや店舗などの営業時間の規制がありました。
大規模の集会などの規制
大規模の行事や集会などは人数制限されていたり、ソーシャルディスタンスの確保をする必要がありました。
ワクチン接種済みならば、どの店舗や施設にも入れる
ワクチン接種完了者は、どのお店にも入店可能。就業も可能。
ワクチン未接種の場合は、生活必需品を売る店舗しか入れない。レストランでの飲食やエンターテイメント施設などへの出入りは不可。他の州への移動も不可。
入店時のMy SejahteraアプリでのQRコード登録
スマホを持っていない人のための入店時のノートへの個人情報記入は撤廃されましたが、場所によって対応が違いノートが置いてあるところもありました。
店舗への入店時の体温チェック
2022年2月から体温チェックはしなくても大丈夫になりましたが、場所によって入店時に体温チェックをしている店舗がありました。
清潔を保つ
手洗い・うがいの推奨や施設の清潔を保つなど、ウイルスを寄せ付けないように基本的なことを守りましょうとのこと。
また最新情報が入りましたら、更新予定です。