マレーシア・ジョホールバルはどこにある?
マレーシア・ジョホール州にある「ジョホールバル」は、マレー半島の最南端に位置しシンガポール北部の対岸にある州都で、ローカルの間では、「Johor Bahru」の頭文字をとって「JB」と呼ばれています。
さらに詳しいジョホールバルについては、下の記事にまとめています。
マレーシア・ジョホールバルの地域別特徴
ジョホールバル周辺は街が沢山あり、エリアごとに雰囲気がだいぶ違ってきます。マレーシアのジョホール州とシンガポールが2025年達成を目指しているイスカンダル計画は、下のマップのようにエリア別に開発が進んでいます。
このブログでは、数々あるエリアの中から代表的なエリアをご紹介します。
A:Pusat Bandaraya(市街地)エリア
商業施設・公共交通機関・マレーシアとシンガポールの国境(イミグレーション)など、主要な施設が集まるエリア。
中華街やインド街・動物園・青い屋根が印象的なイスラム教の「スルタン・アブバカーモスク」・政府関係施設(一部はイスカンダル・プテリエリアに移転)もこのエリアにあり、ジョホールバルの歴史が一番感じられるエリアでもあります。
Tebrau (テブラウ)
ジョホールバルで一番キレイで大きい日系スーパーの「AEON」やイギリス系の「Lotus’s(以前はTESCOでした)」、スウェーデン家具店でお馴染みの「IKEA」、IKEAに併設しているショッピングモールの「TOPPEN」・日系自動車&バイク部品・整備店の「オートバックス」など、さまざまなモールが充実していて週末はとても賑やかなエリア。
Austin (オースティン)
テブラウの隣にあるAustin(オースティン)は中華系民族が多く住んでいて活気があり、夜まで賑やか。いろんなお店が集まっているショップロットはとても便利で、スーパーの「Jaya Glocer」・テブラウエリアの「Hero Market」・「IKEA」や「AEON」にも近くて便利なエリアです。
Taman Molek(タマンモレック)
日本人が多く住んでいる「Molek Pineコンドミニアム」。日本の食材が買えるミニマートや日系企業や日本食レストランも近くあり、日本人が住みやすいエリア。
B:Iskandar Puteri (イスカンダル・プテリ)エリア
マレーシアとシンガポールを結ぶ第2の橋(セカンドリンク)のあるエリア。
Bukit Indah(ブキインダ)
Bukit Indah(ブキインダ)は、ジョホールバルの西側にあり、スーパーの「AEON」や「Lotus’s」・「Value Mart」など沢山の大型スーパーやレストランや車の整備・洗車のできるお店などのあるショップロットが集まる街。
Medini(メディニ)
Medini(メディニ)は、日本でもお馴染みレゴのテーマパーク「レゴランド・マレーシアリゾート」・「レゴランドホテル」や、シンガポールの会社が運営しているホテルのような内装の病院「Gleneagles Medini Hospital」、日系企業もいくつかあり、日本の三井物産が出資して開発している勢いのあるエリアです。
Puteri Harbour(プテリハーバー)
Puteri Harbour(プテリ・ハーバー)は、シンガポール南部やインドネシアとマレーシアを結ぶフェリーの発着場として整備されています。個人のクルーザーを停める場所もあり、その周りにはお酒が飲めるレストランやモールが整備されていて、日本の横浜・神戸・福岡などといったおしゃれな港町のような雰囲気が人気のエリアです。
コロナのロックダウンで一時の勢いは落ちてしまいましたが、シンガポールからも近く素敵な場所なのですぐに活気は戻ってくると思います。
Edu City(エデュシティ)
Edu Cityはマレーシア国内外の6つの大学やカレッジ・インターナショナルスクールなどが集まっている文教地区で、勉強に最適な落ち着いた静かなエリア。
- ケンブリッジ国際カリキュラムのイギリスの名門校「マルボロカレッジ」のマレーシア校
- アメリカンカリキュラムの「ラッフルズアメリカン・スクール」
- カナダのMYP&IBカリキュラムの「サンウェイ・インターナショナルスクール」
- イギリスのケンブリッジ国際カリキュラムとシンガポールカリキュラムの「Stellar(ステラ)インターナショナルスクール」
など、さまざまなインターナショナルスクールがこのエリアにあります。
Eco Botanic(エコボタニック)
Edu Cityの隣に位置するECO Botanicは、ジョホールバル中心部にある中華系民族が多く住む人気エリアAustin(オースティン)と並ぶ、ジョホールバル西部エリアで勢いのあるショップロットが広がる人気の商業エリアです。
Eco Botanicの隣に広がる広大な土地に、住宅やショップロット(第2期)が2022年秋ころから建設中。
C:Tanjung Pelepas(タンジュン・プルパス)エリア
Tanjung Pelepas(タンジュン・プルパス)は商業・港開発エリアで、物流の拠点として整備が進められています。
D:Pasir Gudang(パシグダン)エリア
Pasir Gudang(パシグダン)は工業地帯として開発されているエリアで、日系の工場などもあります。
このエリアにある、「Muzium Layang Layang」は、マレーシアオリジナルの独特な形をした凧(タコ)について知ることができる博物館。このマレーシアの凧は、マレーシアのお札(RM1)にも描かれていますね。
モンスーンで心地いい強めの風が吹くマレーシアでは、凧揚げが実は人気!公園で凧揚げしている人も良く見かけます。毎年2月頃にこの博物館のそばにある大きな広場では凧揚げ大会が開かれていて、いろんなかたちの凧が上がるので、見ているだけでも楽しめますよ★
Seri Alam(スリアラム)
Seri Alam(スリアラム)は、日本人学校があるエリアでマレー系マレー人が多く住んでいます。広々とした公園があったり、人口が多くはないのでゆったり&のんびりと生活したい方におすすめのエリア。
2022年9月現在新しいコンドミニアムが建設中で、このエリアには「Lotus’s」や「Mydin」などの大型スーパーやローカルモールの「Today’s Market」やショップロット、また「Regency Specialist Hospital」という大きな私立病院もあり安心して暮らせます。
E:Skudai・Senai(スクーダイ・スナイ)エリア
Skudai(スクーダイ)
Skudai(スクーダイ)エリアはとても広く、新しく「Paradigm Mall(パラダイムモール)」はシンガポール人にも人気で特に週末は混んでいます。マレー系マレーシア人が住むエリアが多く、パサ(市場)やフードコートが併設されているローカルモールがいくつもあり、週末は家族連れで賑わっています。
ちなみに、このSkudaiのお隣「Tampoi (タンポイ)」エリアにある【Capital City Mall】に、シンガポールで有名なムスタファセンターのデパートが2023年後半にOPEN予定!楽しみですね♬
Senai (スナイ)
Senai(スナイ)は、ジョホールバル市内から30-40分で行ける「Senai (スナイ)空港」があるエリア。ここからペナンやクアラルンプール・ボルネオ島(マレーシア)・ランカウイ・イポーなどに行くことができます。
この空港の西側に人気の「ジョホール・プレミアムアウトレット」というアウトレットモールがあり、空港からもバスが出ています。
ジョホール州・ジョホールバルは、自然豊かでのんびりと過ごしたい方におすすめの場所です。移住される方や旅行でいらっしゃるみなさんにも参考になる情報があると嬉しいです^_^